Manuel Alvar Lopez著、Textos Hispanicos Dialectales, antologia Hispanica, 1 and 2
フランス装 1960年スペイン・マドリッドで出版
出版社:Consejo Superior de Investigaciones cientificas
総頁数:460頁
表紙を取ると、本文が糸で綴じられている
1960年代ころまでは、スペインでは学術書などでは、このフランス装で装丁され、
16頁で折った束(折丁)のまま、3隅がカットされていないものが出版されていたが、
現在は、3隅がカットされて出版されているのが一般的である。
昔は、この仮装丁の本を購入し、製本屋に製本を依頼するのが一般的であった。
製本代金の方が、本の代金より高額になることもあるので、財政的に余裕のある人(学者)
が特製製本をして、本棚に飾ることになる。
16頁分が1枚の紙に印刷され、それが折られ、綴じられている。
読むときには、ペーパーナイフで切って本文を読むことになる。
ペーパーナイフとは本来このような造本の本を切って読むためのものであり、現在ペーパー
ナイフは封筒を切るために使われているが、これが本来の目的であった。
16頁を本の大きさに折ったもの(折丁という)は、各頁の寸法が異なるので、
端は、バラバラになっている。再度糸綴じをした後に、3隅をカットする。
オリジナルの綴じ糸を切り、再度綴じ直す。
裏表に見返り紙を貼り、3隅をカットする。
花切れを付け、寒冷沙・クータを貼り、表紙を付けると完成。
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